Kindleで無料で新聞を読む
はじめに
最近使わなくなってきたkindleを有効活用するために、無料で新聞を読めるようにしました。
是非参考にしてください。
calibre
この手の有名なソフトとして、新聞の電子版を定期的にダウンロードしてきて、kindleが読める形式(mobi, epub)やpdf形式に変換してくれるcalibeがあります。
いろいろなサイトで紹介されていますが、日経新聞の有料版を購読している人は簡単にできますが、無料の範囲で新聞を取ってくる方法を紹介しているサイトがなかったのでいろいろ調べてみました。
RSSフィードとRSS愛好会
calibreは比較的自由度が高く、対象のサイトに合わせたpythonによるスクライピングを行うスクリプトを用意すれば定期的に記事を取ってきてkindleに転送することは可能です。ただし、そのスクリプトを用意するのが少しめんどくさいです。
調べてみると、calibreは、そのサイトがRSSフィードを提供している場合、スクリプトを用意しなくても記事を取得することができます。
さらに調べてみると、RSS愛好会 というサイトで、産経新聞やロイターなどの、RSSフィードを提供してくれていることが分かりました。
以下のような非常に多くのニュースソースのRSSフィードを提供してくれています。
- 産経新聞
- 日経新聞
- 産経WEST
- 読売新聞
- ロイター
- ブルームバーグ
今回は、RSS愛好会が提供してくれている、RSSフィードを利用させていただくことにしました。
calibeの設定
以下の手順でニュースソースを追加します。
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"ニュースを取得"ボタンの隣の細長い矢印ボタンをクリックすると表示される、"カスタマイズしたニュースソースを追加/編集"メニューを選択します。
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"ニュースをカスタマイズして追加"というダイアローグが表示されるので、左下の"新しいレシピ"ボタンをクリックします。
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任意のフィードタイトルを入力し、RSS愛好会のサイトで調べた、RSSフィードのURLを入力後、"フィードを追加"ボタンをクリックします。
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"ニュースを取得"ボタンをクリックして、ニュースソースの一覧を表示させます。"カスタム"というカテゴリに先ほど追加した、ニュースソースがありますので、選択して、"今すぐダウンロードボタン"を押して記事の取得処理が始まることを確認します。
※ ダウンロードが始まったかわかりにくいのですが、右下のジョブ数が1になっていればOKです。ジョブ数の部分をクリックすると進捗状態が確認できます。
注意点
産経新聞は写真が多いので、kindleにメール送信する際に、メールサーバの容量制限に引っかかるかもしれません。
その場合カテゴリごとに記事取得を分けるなどしてください。
最後に
kindle voyageを数年前に購入しましたが、最近使う機会が減ったので、ハー〇オフに持っていったら、査定額がなんと、100円!でした。
さすがに100円なら売らないだろうと持って帰ってきたのですが、売らなくてよかったです。
そして、今回利用させていただいた、RSS愛好会のRSSフィード提供は、完全に個人でやられているんですね。
なんとなくぼんやり考えていたことを1年以上も前にすでに実現している人を見つけて、改めてこのサイトの名前通りだなぁと実感しました。
めげずに、勉強させていただこうと思った次第です。
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